オフィス移転を経験したことのある方はお分かりかとは思いますが、次のオフィスのデスクなどのプランを作るかと思います。オフィスのリニューアル時も然りです。オフィスレイアウトの基本は、安全で機能性の高い配置になっていることです。オフィスは、大切な社員がほぼ一日中仕事をする場所であり、だからこそ、安全であることに加えて、「働きやすく、効率的で、快適」なオフィス作りが重要といえます。レイアウトやオフィス家具の処分など、オフィス移転時などに一緒に考えなくてはいけないことはどういったことでしょうか。
ポイントは事前準備
オフィス移転やオフィスリニューアルの際には事前レイアウトプランの立案、使用しないオフィス家具の仕分け、新しいオフィス家具の購入先や、使えわなくなった家具の処分方法など事前に入念なプランニングが必要になってきます。
最近では、下取りサービスのようにオフィス家具を出張買取してくれるサービスもあるので、廃棄処理でコストをかけなくても良い場合もあります。様々なサービスを調べてみましょう。
オフィスレイアウトの処方箋
オフィス家具のレイアウトによって業務効率など大きく変わってくることは紛れもない事実ですが、どのようにレイアウトしたら良いのかというのはよくわからないのが実状ではないでしょうか。特にオフィス移転時のレイアウトプランは現在の実際に見ながらプランニングすることができない場合もあるので、なかなかイメージがつきにくいものです。そんなとっつきにくいオフィスレイアウトのプランニングですが、まずはゾーニングということから始めましょう。ゾーニングとは、執務スペースや会議室などオフィスを構成するさまざまなゾーンをオフィス全体のスペースに割り付けることをいいます。基本は一番使うスペースに全体のオフィススペースの50%以上を使うことです。あとは使う頻度によって順位をつけていきましょう。
ゾーニングは執務室、管理室などの各スペースとの密接度なども考慮しなければなりません。また来訪者と受付業務スペースとの動線なども考えて配置していく必要もあります。このように業務で連絡ややり取りが密接な部門間の効率化やあえて離す必要がある部門なども考慮して進めていけば必然的に全体のレイアウトはできてきます。
セキュリティも考慮
セキュリティの面では、特に社外の人間が執務スペースを容易に歩き回れたりでできてはセキュリティ面に不安がありますので、執務スペースと来客スペースは完全に区分することでセキュリティ面のリスクヘッジをすることができます。ゾーニングはこのようにセキュリティ面や効率面でも重要な要素となりますので、利用する人や、使い方などもイメージしながら行っていきましょう。